GLOSSARY
用語集
AI・インターネット・Web開発・クラウド・セキュリティから、システム開発の進め方と契約まで。打ち合わせで出てくる言葉を、仕事で使う場面に沿って説明します。
該当する用語が見つかりませんでした。言い方を変えてお試しください。
AIの基本
- AI(人工知能)判断や予測、言葉の理解など、人が頭の中で行っている知的な作業を、コンピューターで行えるようにする技術の総称です。
- AGI(汎用人工知能)特定の作業に限らず、人と同じように幅広い課題をこなせるAIを指す言葉です。
- 音声認識人の話す声をAIが聞き取り、文字に変換する技術です。
- 過学習AIのモデルが学習データに合わせすぎて、初めて見るデータではかえって当たらなくなる状態です。
- 学習データAIのモデルに規則やパターンを学ばせるために読み込ませるデータです。
- 画像認識画像や映像に写っているものが何か、どこにあるかを、AIが見分ける技術です。
- 機械学習コンピューターがデータから規則やパターンを学び、分類や予測を行えるようにする方法です。
- 強化学習試した行動の結果に応じて「報酬」を与え、よりよい行動の選び方をAIに学ばせる方法です。
- 教師あり学習・教師なし学習正解をつけたデータで学ぶか、正解のないデータから構造を見つけるかで分けた、機械学習の二つの学び方です。
- 自然言語処理(NLP)人がふだん使う言葉(自然言語)を、コンピューターで分析したり作り出したりする技術です。
- 推論学習を終えたAIのモデルに新しいデータを入れて、予測や分類、文章の生成などの答えを出させる処理です。
- 説明可能なAI(XAI)AIの答えに、どの情報がどう効いたのかを人が理解できるようにする技術や考え方です。
- 転移学習ある課題で学んだモデルの知識を、別の課題の学習に生かす方法です。
- ディープラーニングニューラルネットワークを何層にも重ねたモデルで、データから特徴を学ぶ機械学習の方法です。
- 特徴量予測や分類の手がかりにする、データの項目やその加工のしかたです。
- ニューラルネットワーク人の脳の神経細胞のつながりを手本にした、数値の計算を何段にもつないだしくみです。
- 予測モデル過去のデータから学んだ規則をもとに、将来の数値や出来事の起こりやすさを予測するしくみです。
生成AI・LLM
- SLM(小規模言語モデル)LLMに比べてモデルの規模を小さく抑え、少ない計算資源で動かせるようにした言語モデルです。
- MCP(Model Context Protocol)AIのアプリと、外部のツールやデータをつなぐための共通の取り決め(プロトコル)です。
- LLM(大規模言語モデル)大量の文章を学び、次に来る言葉を予測することで文章を作るAIのモデルです。
- エンベディング(埋め込み)文章や画像などの意味を、数値の並び(ベクトル)に置き換えたものです。
- AIエージェント与えられた目的に向けて自分で手順を考え、ツールやほかのシステムを操作しながら作業を進めるAIです。
- オープンモデル(重みを公開したモデル)学習で得られた重み(パラメーター)が公開され、利用者が手元で動かしたり調整したりできるAIのモデルです。
- 画像生成AI文章での指示などから、新しい画像を作り出す生成AIです。
- 基盤モデル大量で幅広いデータで事前に学習し、さまざまな用途に合わせて使える、土台となるAIのモデルです。
- コンテキストウィンドウLLMが一度のやり取りで読み込み、扱える文章の量の上限です。
- 生成AI文章や画像、音声、プログラムのコードなどを、指示に応じて新しく作り出すAIです。
- チャットボット文字や音声での問いかけに、会話の形で自動で答えるプログラムです。
- トークンLLMが文章を扱うときの単位で、文章を単語や文字の一部などに分けたものです。
- ハルシネーション生成AIが事実と異なる内容を、正しいことのように答えてしまう現象です。
- ファインチューニングすでに学習を終えたモデルに、特定の用途のデータを追加で学ばせ、性質を調整することです。
- プロンプト人が生成AIに与える指示や質問の文章です。
- プロンプトエンジニアリング生成AIから意図に近い答えを引き出すために、指示の書き方や与える情報を工夫し、改善していく技術です。
- ベクトルデータベースエンベディング(数値の並び)を保存し、意味の近いデータをすばやく探せるようにしたデータベースです。
- マルチモーダル文章だけでなく、画像・音声・動画など複数の種類のデータをまとめて扱えることです。
- RAG(検索拡張生成)生成AIが答える前に、社内の文書などから関係する情報を探し、その情報をもとに答えを作らせるしくみです。
- ローカルLLMクラウドのサービスを使わず、自社のサーバーやパソコンなど手元の環境で動かすLLMです。
AIの開発と運用
- エッジAIクラウドではなく、カメラや機器、現場の端末などの手元でAIの処理を行う形です。
- LLMOps・MLOpsAIのモデルを本番の業務で使い続けるために、開発・公開・監視・改善の流れを整える取り組みです。
- AI-OCRAIを使って、紙の書類や画像に書かれた文字を読み取り、データに変える技術です。
- AIの評価(評価用データ・評価指標)AIが業務で使える水準にあるかを、決めたデータと物差しで確かめることです。
- ガードレール生成AIやAIエージェントが、決められた範囲から外れた答えや操作をしないようにする、安全のための仕掛けです。
- 合成データ実際のデータの特徴をまねて、人工的に作ったデータです。
- 需要予測過去の販売の実績や季節・天気などの条件をもとに、将来どのくらい売れるか、使われるかを予測することです。
インターネットとWeb
- IPアドレスインターネットなどのネットワークにつながる機器を区別するために割り当てられる番号です。
- アクセス解析(Googleアナリティクス)Webサイトに来た人の数や経路、見られたページ、問い合わせなどの行動を記録して分析することです。
- インターネット世界中のコンピューターのネットワークを、共通の通信の決まりでつないだ網です。
- ECサイトインターネット上で商品やサービスを販売し、注文や決済を受け付けるWebサイトです。
- Webアクセシビリティ障害のある人や高齢の人を含め、誰もがWebサイトの情報や機能を利用できるようにすることです。
- Webアプリケーションブラウザから使う、入力や処理、データの保存などの機能を持ったソフトウェアです。
- Webサイト同じドメインの下にまとめて公開された、ブラウザで見られるWebページの集まりです。
- HTTP・HTTPSブラウザとWebサーバーがやり取りするときの通信の決まりと、その通信を暗号化したものです。
- SEO検索エンジンの検索結果で、自社のページを見つけてもらいやすくするための取り組みです。
- SSL/TLS(サーバー証明書)通信を暗号化し、接続先が本物のサーバーであることを確かめるためのしくみと証明書です。
- LLMO・GEO(生成AIの回答への対策)生成AIの回答の中で、自社の情報が正しく取り上げられやすくするための取り組みを指す言葉です。
- OGPページがSNSやチャットで共有されたときに表示される、題名・説明・画像などを指定するしくみです。
- キャッシュ一度読み込んだデータを近くに一時的に保存し、次から速く取り出せるようにするしくみです。
- CookieWebサイトが、見ている人のブラウザに小さな情報を保存し、後で読み出すしくみです。
- Core Web VitalsGoogleが示す、ページの表示の速さ・操作への反応・表示の安定性を測る三つの指標です。
- 構造化データページの内容が何を表しているかを、検索エンジンなどのプログラムが読み取れる形で書き添えたデータです。
- CMSHTMLの知識がなくても、Webサイトのページや記事を作成・更新できるようにするシステムです。
- CDN各地のサーバーにWebサイトの内容を複製して置き、利用者に近い場所から届けるしくみです。
- DNSドメインの名前と、サーバーのIPアドレスなどを結びつけて答える、名前のしくみです。
- ドメイン「example.co.jp」のように、インターネット上のサイトやメールの宛先を示す名前です。
- ブラウザWebサイトを表示したり、Webアプリケーションを使ったりするためのソフトウェアです。
- ヘッドレスCMS記事やデータの管理だけを担い、画面への表示はほかの仕組みに任せる形のCMSです。
- ホスティングWebサイトやメールなどを動かすサーバーの場所や機能を、事業者から借りて使う形です。
- UI・UXUIは画面やボタンなど利用者が触れる部分、UXは使うことで得られる体験の全体を指す言葉です。
- URLインターネット上のページやファイルの場所を、通信の方式・ドメイン・パスで示す書き方です。
- ランディングページ(LP)広告や検索から来た人に、問い合わせや購入など一つの行動をしてもらうために作るページです。
- リダイレクト(301・302)あるURLに来た人やプログラムを、別のURLへ自動で案内する設定です。
- レスポンシブデザイン一つのWebページが、画面の大きさに合わせて見やすい形に変わるようにする作り方です。
Web開発
- RDB(リレーショナルデータベース)データを行と列の表で持ち、表どうしを関連づけて扱うデータベースです。
- Webサーバーブラウザからの要求を受けて、Webページやデータを返すソフトウェアや、それが動くコンピューターです。
- Webhookあるサービスで出来事が起きたときに、決めておいた宛先へ自動で知らせを送るしくみです。
- HTMLWebページの文章に、見出し・段落・リンクなどの意味と構造を与えるための言語です。
- SSR(サーバーサイドレンダリング)画面の中身をサーバーの側で組み立ててから、ブラウザへ送る作り方です。
- SQLリレーショナルデータベースに、データの検索・登録・更新・削除を指示するための言語です。
- SDKあるサービスや機器を使うプログラムを作るために、提供元がまとめて配る道具一式です。
- SPA(シングルページアプリケーション)最初に一つのページを読み込み、その後は必要な部分だけを書き換えて動くWebアプリケーションの作り方です。
- APIソフトウェアやサービスの機能を、ほかのプログラムから呼び出して使えるようにする窓口です。
- ORMプログラムの中のデータと、データベースの表との対応づけを自動で行うしくみです。
- OAuthパスワードを渡さずに、あるサービスのデータの利用をほかのアプリに許すための取り決めです。
- オープンソースソフトウェア(OSS)ソースコードが公開され、決められた条件のもとで誰でも使い、直し、配れるソフトウェアです。
- GraphQL必要なデータの項目を呼び出す側が指定して、一度に取得できるAPIの問い合わせ言語です。
- シングルサインオン(SSO)一度のログインで、複数のシステムやサービスを使えるようにするしくみです。
- CSSWebページの色・文字の大きさ・配置など、見た目を指定するための言語です。
- JSONデータを「項目名と値」の組み合わせで表す、文字だけで書かれたデータの形式です。
- Java大規模な業務システムや基幹システムで長く使われてきた、型の決まりが厳しいプログラミング言語です。
- JavaScriptブラウザの中で動き、Webページに動きや操作への反応を加えるプログラミング言語です。
- 静的サイト・静的サイトジェネレーターあらかじめ作ったHTMLのファイルをそのまま配るWebサイトと、そのファイルを作るための道具です。
- セッションWebサイトで、同じ利用者からの一連のやり取りをひとまとまりとして扱うしくみです。
- TypeScriptJavaScriptに「型」の決まりを加え、誤りを早く見つけやすくしたプログラミング言語です。
- データベースデータを決まった形で整理して保存し、検索や更新をしやすくしたしくみです。
- 認証と認可利用者が誰かを確かめること(認証)と、その人に何を許すかを決めること(認可)です。
- ネイティブアプリスマートフォンやパソコンに入れて使う、端末の種類に合わせて作られたアプリです。
- Next.jsReactを使ったWebサイトやWebアプリケーションを作るためのフレームワークです。
- NoSQL表の形にとらわれず、用途に合わせた形でデータを持つデータベースの総称です。
- ノーコード・ローコードプログラムをほとんど書かずに、画面の操作でアプリや業務の流れを作る開発の方法です。
- バックエンドWebサイトやアプリのうち、サーバーの側でデータの処理や保存を受け持つ部分です。
- Python読み書きしやすい文法を持ち、AI・データ分析・業務の自動化などに広く使われるプログラミング言語です。
- Vue.jsWebの画面を部品の組み合わせで作るための、JavaScriptのフレームワークです。
- PHPWebサイトやシステムのサーバー側の処理を作るのに広く使われているプログラミング言語です。
- フレームワークアプリケーションの骨組みと作り方の決まりを用意し、共通の処理をまとめて提供するしくみです。
- フロントエンドWebサイトやアプリのうち、利用者の画面に表示され、操作を受け付ける部分です。
- マイクロサービス一つのシステムを、機能ごとの小さなサービスに分けて作り、APIでつなぐ設計の考え方です。
- 文字コード(UTF-8)文字をコンピューターで扱うために、一つ一つの文字に番号を割り当てる決まりです。
- ライブラリよく使う機能を部品としてまとめ、ほかのプログラムから呼び出して使えるようにしたものです。
- LaravelPHPでWebアプリケーションを作るための、広く使われているフレームワークです。
- ReactWebの画面を、部品(コンポーネント)の組み合わせで作るためのJavaScriptのライブラリです。
- REST APIURLでデータの対象を表し、HTTPの決まった操作で読み書きする、Web APIの代表的な作り方です。
インフラ・クラウド
- IaaS仮想のサーバーやストレージ、ネットワークなどの基盤を、クラウドで必要な分だけ借りる形態です。
- Infrastructure as Code(IaC)サーバーやネットワークなどの構成をコードで書き表し、そのコードから環境を作る方法です。
- AWS(Amazon Web Services)Amazon が提供する、仮想サーバーやストレージ、データベース、AIなどのクラウドのサービス群です。
- オンプレミスサーバーやソフトウェアを自社の施設などに置き、自社で管理・運用する形態です。
- 仮想化一台の物理的な機械の上に、ソフトウェアで複数の独立したコンピューターの環境を作る技術です。
- 可用性・SLAシステムが止まらずに使える度合いと、その水準を提供者と利用者の間で取り決めたものです。
- 監視システムが正常に動いているかを継続して確かめ、異常があれば知らせる仕組みと運用です。
- Kubernetes多数のコンテナの配置や起動、台数の増減、障害からの復旧を自動で管理する、オープンソースのソフトウェアです。
- クラウドサーバーやソフトウェアなどの機能を、インターネットを通じて必要な分だけ利用する形態です。
- クラウド移行(リフト&シフト)自社のサーバーなどで動かしているシステムを、クラウドの環境へ移すことです。
- Google CloudGoogle が提供する、仮想マシンやデータ分析、AIなどのクラウドのサービス群です。
- コンテナ(Docker)アプリケーションと、その実行に必要なものをひとまとめにして、どの環境でも同じように動かす技術です。
- 災害対策(DR)地震や火災、大規模な障害などでシステムが使えなくなったときに、業務を立て直すための備えです。
- SaaSソフトウェアを自社に入れず、インターネットを通じてサービスとして利用する形態です。
- サーバーほかのコンピューターからの要求に応じて、データや機能を提供するコンピューターやソフトウェアです。
- サーバーレスサーバーの用意や管理を利用者が意識せず、処理を登録するだけで動かせるクラウドの使い方です。
- 冗長化機器やシステムを二重以上に備え、一部が壊れても全体が止まらないようにすることです。
- スケーラビリティ利用者やデータの量の増減に合わせて、システムの処理の力を広げたり縮めたりできる度合いです。
- バックアップデータやシステムの複製を別の場所に保管し、失ったときに元に戻せるようにしておくことです。
- PaaSアプリケーションを動かす実行環境やデータベースなどを、クラウドのサービスとして使う形態です。
- VPS一台の物理サーバーを仮想化で区切り、専用のサーバーのように使える区画を借りるサービスです。
- Microsoft AzureMicrosoft が提供する、仮想マシンやストレージ、データベース、AIなどのクラウドのサービス群です。
- マルチクラウド・ハイブリッドクラウド複数のクラウドを使い分ける構成や、クラウドとオンプレミスを組み合わせる構成のことです。
- レンタルサーバーホスティングの事業者が用意したサーバーを、月額などの料金で借りて使うサービスです。
- ログシステムで起きた出来事を、日時とともに順に書き残した記録です。
- ロードバランサー届いた通信を複数のサーバーに振り分け、負荷を分散する仕組みです。
セキュリティ
- ISMS(ISO/IEC 27001)国際規格 ISO/IEC 27001 に要求事項が定められた、組織として情報セキュリティを管理する仕組みです。
- 暗号化データを決まった手順で変換し、鍵を持つ人以外には読めないようにすることです。
- インシデント対応情報の漏えいや不正アクセス、システムの停止などの事故が起きたときに、被害を抑えて立て直すための対応です。
- SQLインジェクションWebアプリケーションの入力欄などに細工した文字列を入れ、データベースを不正に操作する攻撃です。
- OWASP Top 10Webアプリケーションの重大なセキュリティのリスクを、OWASP が10項目にまとめた文書です。
- クロスサイトスクリプティング(XSS)Webページに悪意のあるスクリプトを紛れ込ませ、閲覧した人のブラウザで実行させる攻撃です。
- 情報セキュリティ情報の機密性・完全性・可用性を保ち、漏えいや改ざん、使えなくなることを防ぐ取り組みです。
- セキュリティパッチソフトウェアに見つかった脆弱性を直すために、提供元が配る修正のプログラムです。
- 脆弱性ソフトウェアや設定にある、攻撃に悪用されうるセキュリティ上の弱点です。
- 脆弱性診断システムに脆弱性がないかを、専用の道具や技術者の手で調べることです。
- ゼロトラスト社内のネットワークの中も信頼せず、アクセスのたびに利用者と端末を確かめるセキュリティの考え方です。
- 多要素認証(MFA)パスワードなどの知っている情報に、持っているものや体の特徴を組み合わせて本人を確かめる方法です。
- DDoS攻撃多数の機器から大量の通信を送りつけ、Webサイトやサービスを使えなくする攻撃です。
- ファイアウォールネットワークの境目で通信を見張り、決めた規則に合わない通信を通さない仕組みです。
- フィッシング実在する会社やサービスを装ったメールやSMSで偽のサイトに誘い、IDやパスワードなどを盗む手口です。
- 不正アクセス利用の権限がない人が、他人のIDやパスワードを使ったり弱点を突いたりして、システムに入り込むことです。
- プライバシーマーク個人情報を適切に扱う体制を整えている事業者に、マークの使用を認める制度です。
- プロンプトインジェクションAIに読ませる文章に悪意のある指示を紛れ込ませ、本来の指示とは違う動きをさせる攻撃です。
- ペネトレーションテスト攻撃者の立場で実際にシステムへの侵入を試み、目的の情報や権限に届くかを確かめる検査です。
- ランサムウェアデータを暗号化して使えなくし、元に戻すことと引き換えに金銭を要求する不正なプログラムです。
- WAFWebアプリケーションへの通信の中身を調べ、攻撃とみられる要求を止める仕組みです。
開発の進め方
- アジャイル開発短い期間で作って確かめることをくり返し、優先順位の高い機能から少しずつ作り上げていく開発の進め方です。
- ウォーターフォール開発要件定義・設計・製造・テストといった工程を順に進め、前の工程を終えてから次に移る開発の進め方です。
- 受け入れテスト(UAT)発注者や実際に使う人が、出来上がったシステムを業務で使えるかを確かめるテストです。
- FDE(Forward Deployed Engineer)お客様の現場に入り、課題の整理と要件定義から、開発・運用まで担う技術者・コンサルタントです。
- MVP(実用最小限の製品)利用者に価値を届けられる最小限の機能だけで作り、実際に使ってもらって次の判断の材料を得るための製品です。
- AIによるコーディング支援生成AIを使って、プログラムの作成や修正、説明、テストの作成などを手伝わせる開発の方法です。
- 基本設計(外部設計)要件定義で決めたことをもとに、画面・帳票・データ・外部とのやりとりなど、利用者から見えるシステムの姿を決める工程です。
- 技術的負債目先の納期や費用を優先した手早いやり方が積み重なり、後の改修や保守の手間と費用を増やしている状態のことです。
- Git(バージョン管理)プログラムなどのファイルの変更の履歴を記録し、複数の人が並行して作業できるようにする、バージョン管理のツールです。
- GitHubGitで管理するプログラムをインターネット上に預け、複数の人でレビューや作業の管理を行えるようにするWebサービスです。
- 結合テスト単体テストを終えた部品やプログラムを組み合わせ、データの受け渡しや連携が正しく行われるかを確かめるテストです。
- 工数・人月作業の量を人数と期間の掛け算で表す考え方で、1人が1か月かけて行う量を1人月とする単位です。
- コードレビュー書いたプログラムを、書いた人とは別の開発者が読んで確かめ、誤りや改善点を指摘することです。
- システム開発業務やサービスに必要なしくみを、目的の整理から設計・製造・テスト・運用まで、段階を踏んで作り上げることです。
- 詳細設計(内部設計)基本設計で決めた内容を、プログラムとして作れるところまで、処理の手順やデータの構造に落とし込む工程です。
- 仕様書システムが何をどのように行うかを文書にまとめたもので、作る側と頼む側が完成の姿を共有するよりどころです。
- 仕様変更・変更管理合意した仕様や範囲を途中で変えることと、その影響を確かめ、承認し、記録するための手続きのことです。
- CI/CDプログラムの変更のたびに、テストから本番への反映までを自動で行い、こまめに安全に届けるためのしくみです。
- スクラムプロダクトオーナー・スクラムマスター・開発者の小さなチームが、スプリントをくり返して価値を生み出すための枠組みです。
- スプリントスクラムで、計画から作業、成果の確認、ふりかえりまでを行う、1か月以内の決まった長さの期間です。
- 総合テスト(システムテスト)出来上がったシステム全体を本番に近い条件で動かし、要件どおりに使えるかを、開発する側で確かめるテストです。
- 単体テストプログラムを関数や部品の単位に分け、それぞれが設計どおりに動くかを確かめるテストです。
- WBSプロジェクトの成果物と作業を段階的に細かく分けて一覧にしたもので、日程や見積もりのもとになる表です。
- デザインシステム色や文字、ボタンなどの部品と使い方の決まりをまとめ、画面のデザインと実装をそろえるためのしくみです。
- DevOps開発と運用の担当が協力し、作って届けて改善するまでを、速く確実に回すための考え方と取り組みです。
- 内製化システムの企画や開発、運用を、外部の会社に任せきりにせず、自社の人材で担えるようにすることです。
- PMO組織の中で、複数のプロジェクトの進め方をそろえ、進み具合の把握やプロジェクトマネージャーの支援を行う部署や役割です。
- PoC(概念実証)新しい技術やしくみが実際の業務で使えるかを、本格的に作る前に小さく試して確かめることです。
- プロジェクトマネジメント決められた期間と予算の中で目的を達成するために、作業の範囲・日程・費用・品質・リスク・体制を計画し、管理することです。
- プロダクトバックログプロダクトをよくするために必要なことを順に並べた一覧で、スクラムチームが行う作業のよりどころです。
- プロトタイプ画面や操作の流れ、技術の見込みを確かめるために、本番の開発の前に作る試作品です。
- 保守・運用リリースした後のシステムを動かし続けるための日々の作業(運用)と、不具合の修正や改修(保守)のことです。
- 本番環境・ステージング環境・開発環境利用者が使う本番環境と、確認用・開発用の環境のように、目的ごとに分けて用意するシステムの置き場所です。
- ユーザーテスト・ユーザー調査実際の利用者に話を聞いたり、試作品を使ってもらったりして、使いやすさや本当の困りごとを確かめる取り組みです。
- 要件定義システムやAIを作る前に、何のために何ができればよいのかを、使う人と作る人の間で決めて文書にすることです。
- リファクタリングプログラムの外から見た動きを変えずに、中の構造を分かりやすく整え、変更しやすくすることです。
- リリース・デプロイ作ったシステムやその変更を本番の環境に配置し(デプロイ)、利用者が使える状態にすること(リリース)です。
契約と発注
- IT導入補助金(デジタル化・AI導入補助金)中小企業・小規模事業者などが、AIを含むITツールを導入する費用の一部を補助する国の制度です。
- 相見積もり同じ条件で複数の会社から見積もりを取り、金額や内容を比べることです。
- RFI(情報提供依頼書)依頼先を選ぶ前に、候補となる会社に、製品・技術・体制などの情報の提供を求める文書です。
- RFP(提案依頼書)システムの開発などを外部に頼むときに、目的や条件を示して、依頼先の候補に提案を求める文書です。
- 請負契約仕事を完成させることを約束し、その結果に対して報酬が支払われる契約です。
- SIer(システムインテグレーター)企業の情報システムについて、企画・設計・開発・導入・運用までをまとめて引き受ける会社です。
- SOW(作業範囲記述書)委託する作業の範囲、成果物、進め方、役割の分担などを、具体的に書き表した文書です。
- オフショア開発システムの開発の一部または全部を、海外の開発会社や海外の拠点に任せる形です。
- 基本契約・個別契約取引に共通する条件を基本契約で定め、案件や工程ごとの内容を個別契約で定める、契約の組み立て方です。
- 偽装請負請負や業務委託の形で契約しながら、実態は発注した側が受託した側の働く人に指揮命令している、労働者派遣にあたる状態です。
- 業務委託契約自社の業務の一部を、外部の会社や個人に任せる契約の、実務での呼び名です。
- 契約不適合責任引き渡した目的物が、種類・品質・数量などの点で契約の内容に合わないときに、引き渡した側が負う責任です。
- 検収納められた成果物が、契約で決めた内容や基準に合っているかを発注した側が確かめ、受け入れることです。
- 固定価格(一括請負)作る範囲と仕様を決めたうえで、開発の費用を契約の時点で一つの金額に決める契約の形です。
- 受託開発発注する会社の求めに応じて、外部の開発会社がシステムやソフトウェアを作って納める形の開発です。
- 準委任契約法律行為ではない事務の処理を相手に任せる契約で、仕事の完成ではなく、業務を行うこと自体を約束するものです。
- 情報システム・モデル取引・契約書(IPA)システム開発の取引で発注する側と受ける側が担う役割と、契約書のひな型を、IPAがまとめて公開している資料です。
- 成果物の著作権・知的財産権の帰属開発で作られたプログラムや文書の著作権などの権利が、発注した側と受注した側のどちらに属するかという取り決めです。
- タイム・アンド・マテリアル実際に作業した時間と、かかった材料や経費に応じて、費用を支払う契約の形です。
- 多重下請け構造発注した会社から受けた仕事が、元請けから下請け、孫請けへと何段階にも再委託されていく取引の構造です。
- ニアショア開発システムの開発を、国内の地方にある開発会社や拠点に任せる形です。
- 人月単価技術者1人が1か月作業したときの費用の単価で、システム開発の見積もりの基礎として使われます。
- 秘密保持契約(NDA)取引の検討や業務の中で開示する秘密の情報を、目的の外で使ったり、ほかに漏らしたりしないことを約束する契約です。
- ベンダー選定システムの開発や導入を任せる会社や、使う製品・サービスを、比べて選ぶことです。
- ベンダーロックイン特定の会社の製品や技術、開発会社に頼りきりになり、ほかに乗り換えにくくなった状態です。
- 保守契約納めたシステムを使い続けられるよう、不具合の修正や問い合わせへの対応などを継続して行う契約です。
- 見積もり作業や成果物にかかる費用・期間・体制を、前提の条件とともに事前に示すことです。
- ラボ型開発一定期間、特定の技術者のチームを確保し、作るものの優先順位をその都度決めながら開発を進める形です。
- 労働者派遣と業務委託の違い働く人への指揮命令を、派遣では受け入れる会社が行い、業務委託では受託した会社が自ら行う点が、大きな違いです。
データと基盤
- iPaaS複数のクラウドのサービスや社内のシステムを、画面の操作を中心につなぐためのクラウドのサービスです。
- アノテーションAIの学習に使うデータに、正解や意味を表す情報(ラベル)をつける作業です。
- RPA人がパソコンの画面で行っている定型の操作を、ソフトウェアのロボットに代わりに行わせるしくみです。
- ERP会計・販売・購買・在庫・生産・人事などの業務のデータを、一つにまとめて管理するシステムです。
- ETLデータを元のシステムから取り出し、使いやすい形に変換して、分析の基盤などに書き込む処理です。
- SFA(営業支援システム)商談の進み具合や営業の活動を記録・共有し、営業の管理を助けるシステムです。
- MA(マーケティングオートメーション)見込み客の情報を管理し、メールの配信や行動の記録などのマーケティングの作業を自動で行うしくみです。
- API連携(システム連携)APIを通じて、異なるシステムやサービスの間でデータや機能を自動でやり取りできるようにすることです。
- 基幹システム販売・在庫・生産・会計・人事など、止まると事業が回らなくなる中心のシステムです。
- CRM顧客の情報ややり取りの履歴をまとめて管理し、顧客とのよい関係を保つための考え方と、そのためのシステムです。
- データウェアハウス(DWH)社内の各システムのデータを、分析しやすい形に整えて集めておく、分析のためのデータベースです。
- データ基盤社内のシステムに散らばるデータを集めて整え、分析やAIに使える形で保管・提供するしくみです。
- データクレンジングデータの誤りや表記の揺れ、重複、欠けた値などを見つけて直し、分析やAIに使える状態に整える作業です。
- データレイク表のデータだけでなく、文書・画像・ログなどを元の形のまま大量に保存しておく場所です。
- BI社内のデータを集計・分析し、グラフや表で見える形にして、経営や業務の判断に役立てる取り組みと、そのためのツールです。
- マスターデータ顧客・商品・取引先・社員など、業務の基本となる情報を登録したデータです。
- リードスコアリング見込み客(リード)ごとに、属性や行動から関心の高さや成約の見込みを点数にして、優先順位をつける方法です。
経営とDX
- IT人材・DX人材ITの仕組みを作り動かす人材と、デジタルの技術で事業や業務を変える人材を指す言葉です。
- IT戦略経営の目標を実現するために、ITやデータをどこにどう使い、何に投資するかを定めた方針と計画です。
- ITデューデリジェンスM&Aの前に、相手の会社のシステム・データ・セキュリティ・IT人材などの状況を調べ、リスクと課題を見極めることです。
- ROI(投資対効果)投資した費用に対して、どれだけの利益や効果が得られたかを表す指標です。
- AIガバナンスAIを安全に、適切に使うために、社内の方針や体制、ルール、確かめる手順を整えて運用することです。
- AI推進法(人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律)AIの研究開発と活用を進めるための、国の基本的な考え方と推進の体制を定めた日本の法律です。
- CIO・CTOCIOは会社の情報システムとIT戦略、CTOは製品やサービスを支える技術に責任を持つ役員を指す言葉です。
- TCO(総保有コスト)システムなどを導入してから使い終わるまでにかかる、費用の全体です。
- DX(デジタルトランスフォーメーション)デジタルの技術とデータを使って、業務の進め方や製品・サービス、事業のあり方そのものを変えていく取り組みです。
- DX推進指標企業がDXの取り組みの現状と課題を自己診断できるように、経済産業省が取りまとめた指標です。
- デジタイゼーション・デジタライゼーションアナログの情報をデジタルにすることと、個別の業務をデジタルにすることを指す、DXの手前の段階です。
- 2025年の崖既存のシステムの問題を解決できないとDXが進まず、大きな経済損失が生じうるとした問題提起です。
- PMI(経営統合)M&Aの後に、経営・業務・組織・システムなどをまとめ、M&Aの狙いを形にしていく取り組みです。
- モダナイゼーション古くなったシステムを、いまの技術や業務に合った形に作り替えたり、移し替えたりすることです。
- リスキリング仕事の内容の変化に合わせて、新しい業務に必要な知識や技能を学び直すことです。
- レガシーシステム古い技術で作られ、長年の改修で複雑になり、中身の把握や変更が難しくなったシステムです。