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アジャイル開発とは、短い期間で作って確かめることをくり返し、優先順位の高い機能から少しずつ作り上げていく開発の進め方です。
アジャイル(agile)は「機敏な」という意味です。2001年に発表された「アジャイルソフトウェア開発宣言」では、計画に従うことや包括的な文書よりも、変化への対応や動くソフトウェアを重んじる価値が示されています。代表的な進め方に、スクラムがあります。
発注者には、何を先に作るかを決め、出来上がったものを短い間隔で見て意見を返す役割が求められます。任せきりにはできない進め方のため、判断を任された担当者を置けるか、定期的に確認する時間を取れるかを、始める前に確かめます。
初めにすべての機能と費用を確定させないため、予算の上限と期間を決め、その範囲で優先順位の高いものから作るという考え方になります。IPAの「情報システム・モデル取引・契約書(アジャイル開発版)」は、準委任契約を前提としています。個別の契約については、弁護士などの専門家にご相談ください。
関連する法令・指針(参考情報)
- 指針
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「情報システム・モデル取引・契約書(アジャイル開発版)」(2020年3月31日)
アジャイル開発を外部に委託するためのモデル契約と解説です。請負契約ではなく準委任契約を前提としています。偽装請負の懸念については、厚生労働省の37号告示の疑義応答集を参考として案内しています。
法令は2026年10月21日時点の内容です。要旨は当社がまとめたもので、条文・判決・指針の全文ではありません。個別の事案への当てはめは、弁護士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。表記の決まりは法令・指針の参考情報と凡例をご覧ください。
関連する用語
- スクラムプロダクトオーナー・スクラムマスター・開発者の小さなチームが、スプリントをくり返して価値を生み出すための枠組みです。
- スプリントスクラムで、計画から作業、成果の確認、ふりかえりまでを行う、1か月以内の決まった長さの期間です。
- 情報システム・モデル取引・契約書(IPA)システム開発の取引で発注する側と受ける側が担う役割と、契約書のひな型を、IPAがまとめて公開している資料です。
- 準委任契約法律行為ではない事務の処理を相手に任せる契約で、仕事の完成ではなく、業務を行うこと自体を約束するものです。