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推論とは、学習を終えたAIのモデルに新しいデータを入れて、予測や分類、文章の生成などの答えを出させる処理です。
AIの処理は、データから規則を学ぶ「学習」と、学んだモデルを使って答えを出す「推論」に分けられます。英語では inference と書きます。たとえば、需要予測のモデルに来週の条件を入れて予測値を出すことや、生成AIが質問に答えることは、推論にあたります。
学習はまとまった計算をときどき行うのに対して、推論は業務の中でくり返し行われます。そのため、運用の費用や応答の速さは推論の処理の重さで決まることが多く、クラウドで動かすか、手元のサーバーや端末で動かすかの判断にも関わります。
生成AIの分野では、答える前に段階を踏んで考える能力を指して「推論」と呼ぶこともあり、英語の reasoning にあたります。記事を読むときは、処理の段階を指すのか、考える能力を指すのかを分けて読むと、意味がつかみやすくなります。
学習と推論の違い
- 学習データから規則を学びます。まとまった計算をときどき行います
- 推論学んだモデルを使って答えを出します。業務の中でくり返し行います
運用の費用や応答の速さは、推論の処理の重さで決まることが多くあります
関連する用語
- 機械学習コンピューターがデータから規則やパターンを学び、分類や予測を行えるようにする方法です。
- 予測モデル過去のデータから学んだ規則をもとに、将来の数値や出来事の起こりやすさを予測するしくみです。
- LLM(大規模言語モデル)大量の文章を学び、次に来る言葉を予測することで文章を作るAIのモデルです。
- ローカルLLMクラウドのサービスを使わず、自社のサーバーやパソコンなど手元の環境で動かすLLMです。