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仕様書とは、システムが何をどのように行うかを文書にまとめたもので、作る側と頼む側が完成の姿を共有するよりどころです。
仕様書には、機能の一覧と内容、画面や帳票の項目、入力の決まり、計算の方法、エラーのときの扱い、性能や安全性の条件などを書きます。要件定義書、基本設計書、詳細設計書など、工程ごとの文書をまとめて仕様書と呼ぶこともあり、範囲は場面によって異なります。
契約では、仕様書が、何を作れば完成かの基準になることがあります。発注者として、承認した仕様書の版と日付を記録し、後から変えた点が分かるようにしておくことが大切です。読んでも分からない表現があれば、そのままにせず、例や画面で説明してもらいます。
仕様書に書かれていないことは、作る側と頼む側で受け取り方が分かれやすくなります。当然こう動くはずという業務の前提こそ、言葉にして書いておきます。仕様書と実際のシステムがずれていくと保守の妨げになるため、変更のたびに更新する担当を決めておきます。
関連する用語
- 要件定義システムやAIを作る前に、何のために何ができればよいのかを、使う人と作る人の間で決めて文書にすることです。
- 基本設計(外部設計)要件定義で決めたことをもとに、画面・帳票・データ・外部とのやりとりなど、利用者から見えるシステムの姿を決める工程です。
- 仕様変更・変更管理合意した仕様や範囲を途中で変えることと、その影響を確かめ、承認し、記録するための手続きのことです。
- 検収納められた成果物が、契約で決めた内容や基準に合っているかを発注した側が確かめ、受け入れることです。