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技術的負債とは、目先の納期や費用を優先した手早いやり方が積み重なり、後の改修や保守の手間と費用を増やしている状態のことです。
お金の借り入れのように、そのときは早く進められても、後で利子を払うことになる、というたとえから生まれた言葉です。重複したプログラム、古くなった部品、設計書と合わない作り、テストのない部分などが例です。放っておくと、小さな変更にも時間がかかり、不具合も起きやすくなります。
発注者の側からは見えにくいものの、改修の見積もりが年々大きくなる、担当者が変わると誰も直せない、といった形で表れます。開発の会社に技術的負債の状況と返していく計画を説明してもらい、機能の追加と並行して返す時間を予算に入れておくことが大切です。
期限に間に合わせるために、あえて負債を抱える判断が要る場面もあります。そのときは、何を後回しにしたかを記録し、いつ直すかを決めておきます。古い部品を更新しないままにしておくことは、セキュリティの面でも危険を高めます。
関連する用語
- リファクタリングプログラムの外から見た動きを変えずに、中の構造を分かりやすく整え、変更しやすくすることです。
- レガシーシステム古い技術で作られ、長年の改修で複雑になり、中身の把握や変更が難しくなったシステムです。
- 保守・運用リリースした後のシステムを動かし続けるための日々の作業(運用)と、不具合の修正や改修(保守)のことです。
- モダナイゼーション古くなったシステムを、いまの技術や業務に合った形に作り替えたり、移し替えたりすることです。