最終更新日:
レガシーシステムとは、古い技術で作られ、長年の改修で複雑になり、中身の把握や変更が難しくなったシステムです。
経済産業省のDXレポートでは、レガシーシステムを、老朽化、肥大化・複雑化、ブラックボックス化したシステムとしています。古いことだけが問題なのではなく、設計の資料が残っていない、分かる人が退職した、改修を重ねて影響の範囲が読めない、といった状態が問題になります。
レガシーシステムを抱えていると、維持の費用がかさみ、新しいサービスとつなぐことや、データを取り出してAIや分析に使うことが難しくなります。法令や業務の変更に合わせた改修にも時間がかかり、事業の変化に追いつきにくくなります。
いきなり全体を作り直すと、費用と失敗のリスクが大きくなります。まず現状の機能とデータ、使われ方を調べて見える化し、使われていない機能を捨て、外とつなぐ部分から少しずつ置き換えるなど、段階的な進め方を検討します。
関連する法令・指針(参考情報)
- 指針
経済産業省「DXレポート」(2018年9月)
既存のシステムの問題が足かせとなって企業がDXを進められないと、経済的な損失が生じるおそれがあることを示し、それを「2025年の崖」と表現した報告書です。
法令は2026年10月21日時点の内容です。要旨は当社がまとめたもので、条文・判決・指針の全文ではありません。個別の事案への当てはめは、弁護士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。表記の決まりは法令・指針の参考情報と凡例をご覧ください。
関連する用語
- モダナイゼーション古くなったシステムを、いまの技術や業務に合った形に作り替えたり、移し替えたりすることです。
- 2025年の崖既存のシステムの問題を解決できないとDXが進まず、大きな経済損失が生じうるとした問題提起です。
- 技術的負債目先の納期や費用を優先した手早いやり方が積み重なり、後の改修や保守の手間と費用を増やしている状態のことです。
- 基幹システム販売・在庫・生産・会計・人事など、止まると事業が回らなくなる中心のシステムです。