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SLMとは、LLMに比べてモデルの規模を小さく抑え、少ない計算資源で動かせるようにした言語モデルです。
SLMは Small Language Model の略です。どこからを「小さい」と呼ぶかの決まった線はありませんが、一般に、手元のサーバーやパソコン、スマートフォンなどでも動かせる規模のモデルを指します。大きなモデルの知識を受け継がせる方法などで、規模の割に高い性能を出せるものもあります。
業務では、決まった種類の文書の分類や要約、社内の定型の問い合わせへの回答など、範囲を絞った用途に向いています。応答が速く、処理の費用を抑えやすいうえ、社外にデータを出さずに動かせるため、ローカルLLMとして使われることも多くあります。
幅広い知識や、込み入った推論が求められる作業では、大きなモデルに及ばないことがあります。用途を絞り、必要に応じてファインチューニングで業務に合わせ、難しい問いだけを大きなモデルに回す、といった組み合わせ方も考えられます。
関連する用語
- LLM(大規模言語モデル)大量の文章を学び、次に来る言葉を予測することで文章を作るAIのモデルです。
- ローカルLLMクラウドのサービスを使わず、自社のサーバーやパソコンなど手元の環境で動かすLLMです。
- ファインチューニングすでに学習を終えたモデルに、特定の用途のデータを追加で学ばせ、性質を調整することです。
- MCP(Model Context Protocol)AIのアプリと、外部のツールやデータをつなぐための共通の取り決め(プロトコル)です。
- エンベディング(埋め込み)文章や画像などの意味を、数値の並び(ベクトル)に置き換えたものです。
- AIエージェント与えられた目的に向けて自分で手順を考え、ツールやほかのシステムを操作しながら作業を進めるAIです。