最終更新日:
OWASP Top 10とは、Webアプリケーションの重大なセキュリティのリスクを、OWASP が10項目にまとめた文書です。
OWASP(Open Worldwide Application Security Project)は、ソフトウェアのセキュリティの向上に取り組む、非営利の財団です。OWASP Top 10 は、Webアプリケーションの重大なセキュリティのリスクを示す基準の文書として、開発者などへの啓発に使われています。2026年10月時点の最新は2025年版で、その前には2021年版、2017年版があります。
2025年版は、アクセス制御の不備、セキュリティの設定の誤り、ソフトウェアのサプライチェーンの問題、暗号の不備、インジェクションなどの10項目です。開発を発注する際に、OWASP Top 10 に挙がるリスクへの対策を、要件や確認の観点に入れる使い方があります。
Top 10 は代表的なリスクを示したもので、すべての弱点を網羅した一覧ではありません。項目の名前や並びは版ごとに変わるため、参照するときは版の年を書き添えます。より細かい確認の項目は、OWASP の別の文書(ASVS など)も参考になります。
関連する用語
- 脆弱性ソフトウェアや設定にある、攻撃に悪用されうるセキュリティ上の弱点です。
- SQLインジェクションWebアプリケーションの入力欄などに細工した文字列を入れ、データベースを不正に操作する攻撃です。
- クロスサイトスクリプティング(XSS)Webページに悪意のあるスクリプトを紛れ込ませ、閲覧した人のブラウザで実行させる攻撃です。
- 脆弱性診断システムに脆弱性がないかを、専用の道具や技術者の手で調べることです。