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ベンダーロックインとは、特定の会社の製品や技術、開発会社に頼りきりになり、ほかに乗り換えにくくなった状態です。
ベンダーロックインは、システムの中身が特定の開発会社にしか分からない、特定の製品の独自の機能に頼っている、データを取り出しにくい、といった理由で、依頼先や製品を変えることが難しくなった状態を指します。乗り換えにかかる費用や手間が大きく、価格や条件の交渉の余地も小さくなります。
保守や改修の費用が高くなっても比べる相手がいない、技術が古くなっても入れ替えられない、といった問題につながります。設計書やソースコードを受け取っていない、権利の帰属を決めていない、といった契約の段階の取り決めの不足が原因になることもあります。クラウドのサービスでも、独自の機能を多く使うほど移りにくくなります。
防ぐには、設計書とソースコードを受け取る、データを標準的な形で取り出せるようにしておく、広く使われる技術を選ぶ、社内にシステムを理解する人を置く、といった備えが役に立ちます。特定のサービスに深く組み込むことで得られる便利さもあるため、乗り換えの費用と便利さを比べて判断します。
関連する用語
- レガシーシステム古い技術で作られ、長年の改修で複雑になり、中身の把握や変更が難しくなったシステムです。
- 成果物の著作権・知的財産権の帰属開発で作られたプログラムや文書の著作権などの権利が、発注した側と受注した側のどちらに属するかという取り決めです。
- ベンダー選定システムの開発や導入を任せる会社や、使う製品・サービスを、比べて選ぶことです。
- TCO(総保有コスト)システムなどを導入してから使い終わるまでにかかる、費用の全体です。