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ITデューデリジェンスとは、M&Aの前に、相手の会社のシステム・データ・セキュリティ・IT人材などの状況を調べ、リスクと課題を見極めることです。
デューデリジェンスとは、M&Aなどの取引の前に、相手の会社の状況を詳しく調べることです。ITデューデリジェンスでは、使っているシステムの構成と古さ、ソフトウェアの使用許諾、外部の委託先との契約、セキュリティの対策、個人情報の扱い、システムを担う人材などを確かめます。
調べた結果は、取引の条件の判断や、M&Aの後の統合(PMI)の計画に生かされます。たとえば、古いシステムの入れ替えにかかる費用や、特定の担当者しか分からないしくみの存在は、M&Aの後の負担に直結します。
AIやデータの活用を事業の価値に含める場合は、データの量と質、利用の権利、AIの開発と運用の体制も調べる対象になります。財務や法務の調べと並行して進めるため、限られた期間で要点を押さえる進め方が求められます。
関連する用語
- PMI(経営統合)M&Aの後に、経営・業務・組織・システムなどをまとめ、M&Aの狙いを形にしていく取り組みです。
- AIガバナンスAIを安全に、適切に使うために、社内の方針や体制、ルール、確かめる手順を整えて運用することです。
- データ基盤社内のシステムに散らばるデータを集めて整え、分析やAIに使える形で保管・提供するしくみです。
- ROI(投資対効果)投資した費用に対して、どれだけの利益や効果が得られたかを表す指標です。
- AI推進法(人工知能関連技術の研究開発及び活用の推進に関する法律)AIの研究開発と活用を進めるための、国の基本的な考え方と推進の体制を定めた日本の法律です。
- CIO・CTOCIOは会社の情報システムとIT戦略、CTOは製品やサービスを支える技術に責任を持つ役員を指す言葉です。