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ITガバナンスとは、ITの活用を経営の目標と結びつけ、投資・リスク・成果を、経営者や取締役会が方向づけ、見届ける仕組みです。
ITガバナンスでは、どのITに投資するか、どの程度のリスクを受け入れるか、成果をどう確かめるかを、経営として決めます。国際規格 ISO/IEC 38500(日本では JIS Q 38500)は、経営陣がITの利用を評価し、指示し、モニタする、という考え方を示しています。
経済産業省の「システム管理基準」は、ITガバナンスとITマネジメントの実践の規範をまとめたもので、取締役会や経営者が自社のITの管理を見直すときにも使えます。
ITガバナンスは、システムの担当の部門だけで完結するものではありません。経営の会議でIT投資の効果とリスクを定期的に確かめることが、取り組みの出発点になります。
関連する法令・指針(参考情報)
- 指針
経済産業省「システム管理基準」(2023年4月26日改訂)
システム監査基準の姉妹編として、ITガバナンスとITマネジメントの実践の規範をまとめた基準です。監査人の判断の尺度として使うほか、取締役会や経営者がITを管理するときにも使えるようにまとめられています。
- 指針
経済産業省「デジタルガバナンス・コード3.0 ~DX経営による企業価値向上に向けて~」(2024年9月19日)
企業のDXの推進に向けて、経営者に求められる対応をまとめたものです。全体像を「DX経営に求められる3つの視点・5つの柱」として整理しており、DX認定の基準にもなっています。
法令は2026年10月21日時点の内容です。要旨は当社がまとめたもので、条文・判決・指針の全文ではありません。個別の事案への当てはめは、弁護士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。表記の決まりは法令・指針の参考情報と凡例をご覧ください。
関連する用語
- IT戦略経営の目標を実現するために、ITやデータをどこにどう使い、何に投資するかを定めた方針と計画です。
- システム監査システムとその管理の状態を、専門性と客観性を備えた監査人が一定の基準にもとづいて確かめ、評価の結論や改善の助言を報告することです。
- 内部監査会社の中で業務の執行から独立した担当が、業務やリスクの管理が適切に行われているかを確かめ、経営者や取締役会に報告する活動です。
- DX(デジタルトランスフォーメーション)デジタルの技術とデータを使って、業務の進め方や製品・サービス、事業のあり方そのものを変えていく取り組みです。