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職務分掌とは、一つの業務を複数の担当に分け、一人だけで処理を完結できないようにして、誤りや不正を防ぐ考え方です。
お金の支払いでは、申請する人と承認する人を分けます。システムでは、プログラムを書く人と本番に反映する人を分ける、アカウントを申請する人と権限を与える人を分ける、などが例です。
小さな組織では、担当を分けきれないことがあります。その場合は、操作の記録を別の人が後から確かめる、責任者が定期的に一覧を見直す、といった補う手立てで、同じ目的を果たします。
内部統制やシステム監査では、重要な業務やシステムの操作で職務分掌が保たれているか、保てない場合に補う手立てがあるかが確かめられます。
関連する用語
- 変更管理本番のシステムへの変更を、依頼・承認・テスト・反映・記録の手順で管理し、意図しない変更や障害を防ぐ取り組みです。
- IT全般統制財務報告に関わるシステムが正しく動き続けるように、開発と変更の管理、アクセスの管理、運用の管理、委託先の管理などを整える仕組みです。
- 内部監査会社の中で業務の執行から独立した担当が、業務やリスクの管理が適切に行われているかを確かめ、経営者や取締役会に報告する活動です。
- 特権IDシステムの設定の変更や、すべてのデータの閲覧・削除など、通常の利用者よりも強い操作ができるアカウントです。