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アクセス権の棚卸しとは、システムの利用者とその権限の一覧を定期的に見直し、不要なアカウントや業務に対して大きすぎる権限を取り除く作業です。
入社・異動・退職のたびにアカウントを作る・変える・止める手続きを決めていても、手続きの漏れは起こります。アクセス権の棚卸しは、その漏れを定期的に見つけて直すための確認です。
進め方は、システムごとに利用者と権限の一覧を出す、人事の情報(在籍・所属)と突き合わせる、各部門の責任者が権限の要否を確かめて承認する、不要な権限を取り除く、確認と対応の記録を残す、の順が一般的です。退職した人のアカウントや、使われていない共有のアカウントが見つかりやすい点です。
IT全般統制のアクセス管理の確認や、ISMSの審査でも、棚卸しの記録が確かめられることがあります。
アクセス権の棚卸しの進め方(一般的な順)
- 一覧を出すシステムごとに、利用者と権限の一覧を出します
- 突き合わせる人事の情報(在籍・所属)と突き合わせます
- 確かめる各部門の責任者が権限の要否を確かめて承認します
- 取り除く不要な権限を取り除きます
- 記録する確認と対応の記録を残します
退職した人のアカウントや、使われていない共有のアカウントが見つかりやすい点です
関連する法令・指針(参考情報)
- 法令
個人情報保護法 第23条(安全管理措置)
個人情報取扱事業者は、取り扱う個人データの漏えい・滅失・毀損の防止その他の安全管理のために、必要かつ適切な措置を講じなければなりません。
法令は2026年10月21日時点の内容です。要旨は当社がまとめたもので、条文・判決・指針の全文ではありません。個別の事案への当てはめは、弁護士・社会保険労務士などの専門家にご確認ください。表記の決まりは法令・指針の参考情報と凡例をご覧ください。
関連する用語
- 特権IDシステムの設定の変更や、すべてのデータの閲覧・削除など、通常の利用者よりも強い操作ができるアカウントです。
- IT全般統制財務報告に関わるシステムが正しく動き続けるように、開発と変更の管理、アクセスの管理、運用の管理、委託先の管理などを整える仕組みです。
- 認証と認可利用者が誰かを確かめること(認証)と、その人に何を許すかを決めること(認可)です。
- シングルサインオン(SSO)一度のログインで、複数のシステムやサービスを使えるようにするしくみです。
- ISMS(ISO/IEC 27001)国際規格 ISO/IEC 27001 に要求事項が定められた、組織として情報セキュリティを管理する仕組みです。